
君たちはどう生きるか
岩波文庫
出版社名 | 岩波書店 |
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出版年月 | 1982年11月 |
ISBNコード |
978-4-00-331581-1
(4-00-331581-2) |
税込価格 | 1,067円 |
頁数・縦 | 339P 15cm |
書店レビュー
総合おすすめ度:
全1件
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現在の自己啓発書に匹敵する本は読むほどに味がでます!
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- 井戸書店 (兵庫県神戸市須磨区)
この作品は、1935年から山本有三がまとめた「日本少国民文庫」16巻の中で倫理を扱う作品です。吉野源三郎氏は哲学者で、中学1年生のコぺル君を主人公にして、お母さん(残念ながらお父さんはコぺル君の幼いころに亡くなっている設定)、叔父さん、そして友だちとの交流を通して、世の中の見方、考え方、生き方を問うています。
75年前に子どもたちが読んでいたこの本を、2010年に中年の本屋のオヤジが読んでも十二分に勉強になる内容でした。75年前の子どもたちの教養は凄いし、今のレベルは低すぎるのでしょうね。(2010年6月6日)
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商品内容
要旨 |
著者がコペル君の精神的成長に託して語り伝えようとしたものは何か。それは、人生いかに生くべきかと問うとき、常にその問いが社会科学的認識とは何かという問題と切り離すことなく問われねばならぬ、というメッセージであった。著者の没後追悼の意をこめて書かれた「『君たちはどう生きるか』をめぐる回想」(丸山真男)を付載。 |
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目次 |
1 へんな経験 |