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クロワッサン症候群

出版社名 文藝春秋
出版年月 1988年11月
ISBNコード 978-4-16-342720-1
4-16-342720-1
税込価格 1,100円
頁数・縦 234P 20cm

商品内容

要旨

偉大なる女性誌「クロワッサン」は創刊当時、向田邦子、桐島洋子、市川房枝などをオピニオン・リーダーとして「自立する女」「翔んでいる女」など、新しいライフスタイルを打ち出し、当時の20代後半の女性に多大の影響を与えた。あれからおよそ10年、彼女らは30代の半ばから後半を迎えているが、この世代は他の世代に較べ、キャリアウーマン、シングル指向が強く、その影響を色濃く残している。女性誌ジャーナリズムが女性たちの生き方にどのような影響を与えていったか、著者自らの体験と重ねて描くとともに、ジャーナリズムの責任の大きさを、女性誌を通じて改めて強調する。

目次

プロローグ クロワッサン症候群とは
第1章 女性誌の影響力(女の時代到来
クロワッサン御用達文化人
拝敬 桐島洋子様
向田邦子はOLの星だった)
第2章 クロワッサン症候群の女たちは今(30歳の留学
企業でがんばる
とらばーゆ人生
マンパワーの女
とにもかくにもウェディングベル)
第3章 豊かな時代
エピローグ クロワッサンは変った