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人間紀行 歴史エッセイ

文春文庫

出版社名 文藝春秋
出版年月 1989年9月
ISBNコード 978-4-16-722413-4
4-16-722413-5
税込価格 406円
頁数・縦 259P 16cm

商品内容

要旨

信長、秀吉、ねね、淀どのから、世阿弥、最澄、空海、法然など、古代から近世にいたる人物を取り上げて、不当に歪められた評価を正し、逆に過度の名声には疑問を投げかけ、とぼしい史料からその真実の姿を探り出す…興味深い分析と推理で歴史のおもしろさを満喫させてくれる、上質で豊潤な歴史人物評論。

目次

生きざま死にざま(辞世が語る人間群像
清水宗治の割腹
佐々木道誉のバサラ人生―日本的アウトローの系譜
和泉式部・その豊満な性と生
織田信長を殺したもの
女のたたかい「大坂夏の陣」
それでも生きた絵島
若さの哀れ・曾我兄弟の死)
芸道と宗教(巨人 雪舟
世阿弥を紀行する
利休失脚の謎
手紙から見た最澄と空海
布施と救済の限界―叡尊・忍性・光明皇后
法然の信仰)