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パルモア病院日記 三宅廉と二万人の赤ん坊たち

新潮文庫

出版社名 新潮社
出版年月 1990年4月
ISBNコード 978-4-10-120411-6
4-10-120411-X
税込価格 524円
頁数・縦 338P 16cm

商品内容

要旨

人の誕生は激烈な危機の瞬間である。成人では耐えられない酸素欠乏、低血糖を乗り越えて新生児は生れる。乳児死亡の大部分は出産時に発生し、身体障害のほとんどが、胎内と出産時前後,いわゆる周産期に起きる。だが、産科と小児科の谷間で,新生児医療は軽視されてきた。わが国初の周産期病院を設立し,もの言わぬ小さな命に半生を捧げた医師三宅廉の、30年にわたる活動を描く感動作。

目次

同籃記念会―揺り籃仲間15年目の再会
白い巨塔を去るまで
焼け跡の診療所
小さな病院から大きな出発
パルモア病院日記(赤児誕生
新生児初回診
母親への退院講座
障害児との対面
よき母がよき子を産む
両親教育
ほか)
パルモア病院あるいは理想の行方