
幕府軍艦「回天」始末
出版社名 | 文藝春秋 |
---|---|
出版年月 | 1990年12月 |
ISBNコード |
978-4-16-312230-4
(4-16-312230-3) |
税込価格 | 1,282円 |
頁数・縦 | 195P 20cm |
商品内容
要旨 |
新政府にあくまで抵抗して箱館に立てこもった榎本武揚の率いる旧幕府軍は、当初、海軍力において政府軍を圧倒していた。が、幕軍が旗鑑「開陽」を海難で失ったのに対して、政府が最新鋭鑑「甲鉄」を手に入れたので、彼我の力は大きく逆転してしまった。そこで、北上してくる政府軍鑑隊を途中で奇襲し、「甲鉄」に斬り込んで奪っていまおうという大胆な作戦に出た。フランス士官の指導を受けきびしい訓練をつんだ兵を乗せて、幕軍鑑隊「回天」「高雄」「蟠龍」は、深夜ひそかに箱館湾をすべり出た…。歴史の秘められた事実を掘り起し、充実した筆致で描いた会心の長篇歴史小説。 |
---|