• 本

ヨーロッパ文学評論集

出版社名 みすず書房
出版年月 1991年6月
ISBNコード 978-4-622-04686-8
4-622-04686-5
税込価格 6,380円
頁数・縦 415P 22cm

商品内容

要旨

本書は、記念碑的な大著『ヨーロッパ文学とラテン中世』の姉妹篇ともいうべき、もっぱらヨーロッパの現代文学を扱った評論集である。ゲーテ、ホーフマンスタールからオルテガ・イ・ガセット、T.S.エリオット、ジョイスに至る文学者を精細に分析した27篇は、余人の追随を許さぬ、この碩学の想像力と論理をみごとに証している。現代ヨーロッパの文学世界と知的伝統を理解するのに恰好の書。

目次

1 ウェルギリウス
2 ルードルフ・ボルヒャルト、ウェルギリウスをめぐって
3 批評家としてのゲーテ
4 ゲーテの書類作り
5 ゲーテ―その世界の根本特徴
6 フリードリヒ・シュレーゲルとフランス
7 シュテファン・ゲオルゲ、語らいの中で
8 ホーフマンスタールを偲んで
9 ゲオルゲ、ホーフマンスタール、カルデロン
10 ヘルマン・ヘッセ
11 バルザックとの再会
12 エマソン
13 ウナムーノ
14 シャルル・デュ・ボス
15 オルテガ・イ・ガセット
16 ラモン・ペレス・デ・アヤーラ
17 ジェイムズ・ジョイスと彼の『ユリシーズ』
18 T・S・エリオット
19 トインビーの歴史学
20 ホルヘ・ギリェン
21 フランス小説に関する覚え書
22 若きコクトー
23 ウィリアム・ゴーイェン
24 アルゴナウテンの船