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脳という劇場 唯脳論・対話篇

出版社名 青土社
出版年月 1991年9月
ISBNコード 978-4-7917-5146-4
4-7917-5146-9
税込価格 1,980円
頁数・縦 374P 20cm
シリーズ名 脳という劇場

商品内容

要旨

ヒトが観ている世界は、脳という劇場で演じられる芝居にたとえられる。舞台装置の延長に芝居があるように、装置としての脳の延長に世界が存在する。脳のしくみを解くことは世界の謎を解くことだ。〈時間は流れない〉〈美人亡国論〉〈人体博物館を作れ〉など、問題発言続出のラディカルな対談集。

目次

感覚と認識(退化した第三の眼 中村雄二郎
身体と言語 吉本隆明)
情報処理(人間の脳〈能〉力 米長邦雄
ヒトの形は合目的的か 高木隆司)
科学の成立(進化の起源 大島清
唯心論と情報二元論 中村桂子
免疫学はハードの時代、しかし… 多田富雄)
人体(凹凸〈アクセント〉の減った顔、〈流しテレパシー〉が必要か 荒俣宏
身体と造形 香山寿夫
人の見方とヒトの見方 胡桃沢耕史
言いたい放題シタイ放題 南伸坊)
性・老い(老化と円熟 丸谷才一
人間の身体に無駄な部分はあるか? 太田治子)
死(現在の死をどうとらえるか 菅谷規矩雄
非在の中枢あるいは複数の自我 古井由吉)
社会(何が脳力を決めるのか 山根一真)