• 本

三里塚アンソロジー

出版社名 岩波書店
出版年月 1992年10月
ISBNコード 978-4-00-000893-8
4-00-000893-5
税込価格 2,990円
頁数・縦 335P 19cm

商品内容

要旨

戦後最大の規模の三里塚空港反対闘争、その25年の歴史が生み出した数多くの文章を、編者は「珠玉ともいうべき作品」と呼ぶ。本書は、これら現地における記録をして「成田」問題の全体像を浮き彫りにさせる試みである。この闘争を支えた人々の苦難に満ちた生活と精神の軌跡を辿り、戦後日本の悲劇を証言する貴重な一冊である。

目次

1 閣議決定から強制執行まで(平隠な村に突然不安がやって来た!
野遊びの歌
闘いつづける三里塚農民
白骨の怨念
日本解放戦線・三里塚)
2 東峰十字路事件(心頭を滅却すれば火も亦涼し
呼吸と脈
最終意見陳述)
3 開港前後(戦いの中で学ぶ農民
戸村一作氏の最近の報告
カオルのこと
かおるちゃん
薫追悼四周年によせて
12年の闘いを支える人びと
農民と都市生活者の新しい関係を
追われる人々にとって開港阻止とは
観光客制限の“過激立法”を
弔辞
解き放たれたむらのエネルギー)
4 悪政をもって一新を発せ