• 本

五つの感覚 イタロ・カルヴィーノ追想

Planetary classics

出版社名 工作舎
出版年月 1993年10月
ISBNコード 978-4-87502-224-4
4-87502-224-7
税込価格 2,200円
頁数・縦 217P 20cm

商品内容

要旨

本書は、人間の五感をテーマにしたエッセイ。胎児も痛みを感じるという話に始まり、自らに桎梏の鞭を与える修業者の話、電話にまつわる少年時代の想い出、聖人の放つ芳香の話、露出症と窃視症について、トウガラシソースが大好物だった父親の話などが次々と展開。

目次

触覚(痛覚の不思議
痛みを求める
触覚が感じること)
聴覚(黒い電話の思い出)
嗅覚(彫像に命を与えるコンディヤック
よい匂いとよい人の匂いについて
悪臭について
喚起的でエロティックな匂い)
視覚(眼の周囲にあるもの
魅入る眼
魅入る眼の病理
盲目の物乞いの想い出)
味覚(トウガラシを食べる人の想い出)