人間の条件
ちくま学芸文庫
出版社名 | 筑摩書房 |
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出版年月 | 1994年10月 |
ISBNコード |
978-4-480-08156-8
(4-480-08156-9) |
税込価格 | 1,650円 |
頁数・縦 | 549P 15cm |
商品内容
要旨 |
条件づけられた人間が環境に働きかける内発的な能力、すなわち「人間の条件」の最も基本的要素となる活動力は、《労働》《仕事》《活動》の三側面から考察することができよう。ところが《労働》の優位のもと、《仕事》《活動》が人間的意味を失った近代以降、現代世界の危機が用意されることになったのである。こうした「人間の条件」の変貌は、遠くギリシアのポリスに源を発する「公的領域」の喪失と、国民国家の規模にまで肥大化した「私的領域」の支配をもたらすだろう。本書は、全体主義の現実的基盤となった大衆社会の思想的系譜を明らかにしようした、アレントの主著のひとつである。 |
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目次 |
第1章 人間の条件 |