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「宣長問題」とは何か

出版社名 青土社
出版年月 1995年12月
ISBNコード 978-4-7917-5410-6
4-7917-5410-7
税込価格 2,563円
頁数・縦 249P 20cm

商品内容

要旨

『古事記』の緻密な注釈者としての宣長への高い評価。だがその評価者は排外的な皇国主義者としての宣長に当惑し、己れの視野から排除する。小林秀雄『本居宣長』の「内的」な読みと対置される、犀利な「外的」読みによって現代思想の地平を照らし、方法的視点を問い直す。

目次

序 「宣長問題」という視角
「宣長問題」とは何か
宣長・自己のイマーゴ
『古事記伝』・自己同一性の言説
「やまとことば」成立の語り
『古事記伝』と『古史伝』・その連続と差異
神とカミの注釈
平田篤胤国学の神学的再構成
結び 宣長を読むこと