少年たちの迷宮 裁かれた十歳の殺人者たち
出版社名 | 文藝春秋 |
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出版年月 | 1998年4月 |
ISBNコード |
978-4-16-353950-8
(4-16-353950-6) |
税込価格 | 1,938円 |
頁数・縦 | 338P 20cm |
商品内容
要旨 |
二歳の子どもを殺した十歳の少年たちの心の迷宮にいま、ひとりの詩人が足を踏み入れる―。裁判官殿、もし十歳の子どもに善悪の区別が正しくできると言うなら、十歳の子どもに陪審員を任せますか?1993年2月12日、英国リヴァプールのショッピング・センターから二歳の男児ジェイムズ・バルガーが行方不明になった。二日後、近くの線路上で撲殺されたうえ、切断されたジェイムズが発見される。その犯行の残虐さに人々が恐れおののくなか、十歳の少年二人が逮捕された。世論にあと押しされるように、彼らは実名で報道され、殺人容疑で裁判にかけられ、不定期刑(無期懲役)の判決が下る。 |
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目次 |
1 少年十字軍 |