
ファントマ幻想 30年代パリのメディアと芸術家たち
出版社名 | 青土社 |
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出版年月 | 1998年12月 |
ISBNコード |
978-4-7917-5689-6
(4-7917-5689-4) |
税込価格 | 2,640円 |
頁数・縦 | 290P 20cm |
商品内容
要旨 |
世界恐慌とファシズムの影が忍び寄るシュルレアリズム分裂直後の30年代パリ。大衆小説から生まれて映画化され、アヴァンギャルドたちを熱狂させた変幻自在の犯罪王ファントマを草創期のラジオ放送が取り上げた。番組を作ったのは四人の芸術家。ナチを逃れ渡米途中のクルト・ワイル、旅を経て精神病院に入るアルトー、強制収容所で死ぬことになるデスノス、キューバからの亡命者カルペンチエール。マスメディアとディアスポラの世紀の本番が始まる。メディアの世紀を覆う影。 |
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目次 |
主題1 ファントマとは誰か |