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この世の去り方 末期患者と家族の選択

出版社名 工作舎
出版年月 1999年4月
ISBNコード 978-4-87502-309-8
4-87502-309-X
税込価格 2,750円
頁数・縦 333P 20cm

商品内容

要旨

医療技術のめざましい進歩は、私たちの「死」「病」「老」のプロセスを大きく変え、新たな不安をもたらしつつあります。延命治療に翻弄される末期患者の哀しみ、未知の痛みへの恐怖、老いの孤独、医療費と介護の問題…。病気と闘っている人、その伴侶、両親、子ども、きょうだい、友人、そして医者にはどのような選択肢があるのでしょう?医療、倫理、法律、経済から心の問題までを、ケース例で紹介。尊厳にみちた最期の日々をともに生き抜くための手引書。

目次

第1章 死に直面して
第2章 実体を知る―医師への質問
第3章 究極の選択―自殺、医師による自殺幇助、安楽死
第4章 痛みの緩和
第5章 臨床的うつ病の認識と治療
第6章 自然のもたらす感覚麻痺―やすらかな死
第7章 ホスピスとやすらぎのケア
第8章 リビング・ウィルの表明―法的文書の作成
第9章 医療への経済対策―患者自身と家族を守るために
第10章 死への思いを表明―心の苦痛と折り合う