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認識問題 近代の哲学と科学における 2−1

出版社名 みすず書房
出版年月 2000年2月
ISBNコード 978-4-622-03192-5
4-622-03192-2
税込価格 7,040円
頁数・縦 354P 22cm
シリーズ名 認識問題

商品内容

要旨

ニコラウス・クザヌスに始まり、デカルト、スピノザ、啓蒙の時代をへて、ヘーゲル、アインシュタインまで、ヨーロッパ近代全体の思想や諸科学の場や意味を辿ろうとする『認識問題』全4巻は、その大胆かつ詳細きわまる試みによって、20世紀思想史上に屹立している。それは、ドイツの碩学カッシーラーの、まさしくライフワークであった。原書第2巻の前半部をなす本書は、フランシス・ベーコンについての考察から始まる。全体の構成は「経験主義の起源」「合理主義の発展と完成」「経験主義の体系における認識問題」の三部から成り、ベーコンを筆頭に、ガッサンディ/ホッブズ/スピノザ/ライプニッツ/チルンハウス/チャーベリーのハーバート/ディグビー/カドワース/ロック/バークリー/コリアー/ヒュームの各思想家が扱われる。そして、ニュートンからカントにいたる後半部に引き継がれるのである。

目次

第4部 経験主義の起源(ベーコン
ガッサンディ
ホッブズ ほか)
第5部 合理主義の発展と完成(スピノザ
ライプニッツ
チルンハウス ほか)
第6部 経験主義の体系における認識問題(ロック
バークリー
ヒューム)