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昭和史の論点

文春新書 092

出版社名 文藝春秋
出版年月 2000年3月
ISBNコード 978-4-16-660092-2
4-16-660092-3
税込価格 902円
頁数・縦 236P 18cm

商品内容

要旨

国を鎖していた小さな国が、急速な近代化をなしとげ、しまいには世界の“一等国”を自任するまでになった。しかし東亜の風雲はおさまらず、軍部は独走し、複雑な国際情勢の中で、ついに未曾有の大戦争に突入していく―。昭和日本はどこで誤ったのか?戦争以外の進路はなかったのか?ワシントン体制から満州事変、二・二六事件、盧溝橋事件を経て、太平洋戦争、敗戦に至る過程を、昭和史研究の第一人者たちが、片寄った史観にとらわれることなく、徹底的に討論検証する。

目次

ワシントン体制(大正10年)―反英のスタート
張作霖爆殺事件(昭和3年)―陰謀の発端と発言せざる天皇
満州事変から満州国へ(昭和6年)―泣く子も黙る関東軍
国際連盟からの脱退(昭和8年)―新聞の果たした役割
二・二六事件(昭和11年)―皇道派と統制派
盧溝橋事件から南京事件へ(昭和12年)―陰謀・虐殺の事実は?
東亜新秩序声明(昭和13年)―自主外交の突き当たったもの
ノモンハン事件(昭和14年)―北進から南進へ
日独伊3国同盟(昭和15年)―4国同盟への夢想
4つの御前会議(昭和16年)―戦争への道のり〔ほか〕