• 本

夏と花火と私の死体

集英社文庫

出版社名 集英社
出版年月 2000年5月
ISBNコード 978-4-08-747198-4
4-08-747198-5
税込価格 462円
頁数・縦 223P 16cm

書店レビュー 総合おすすめ度: 全4件

  • いつも仲良く遊んでいる五月(さつき)ちゃんと弥生(やよい)ちゃん。その二人は、弥生ちゃんのお兄ちゃん(健くん)が大好きだった。弥生ちゃんは、五月ちゃんが健くんのことが大好きだったことに嫉妬する。
    ある日のとこだった。弥生ちゃんと五月ちゃんと健くんで木登りをして遊んでいた。弥生ちゃんと五月ちゃんは背が小さいので大きめの石を使って登っていた。すると弥生ちゃんは五月ちゃんを木から落とし、石の上に突き落として、五月ちゃんを殺した。その死体を何とかバレずに隠そうと決めた弥生ちゃんと健くん。そこから始まる死体隠しの4日間。見つかりそうで見つからない、最初から最後まで楽しめるホラー作品!なんと語り手は死んだ五月ちゃん。予想できない結末が!ぜひ読んでみてください。

    (第五中学校 職場体験学習研修生 けるちー)

    (2017年8月29日)

  • 藤崎竜のカバーは寒気を覚えます。

    9歳の夏だった、少女が殺されたのは。この作品は少女の死体を隠そうとする兄弟の物語だ。この物語でとくに奇妙なのは、小説の語り手が殺された少女「わたし」であるところ。「わたし」は殺されたことに対して恨み言を言ったりはしない、ただ兄弟と一緒に自分の死体を隠せないから寂しそうにする。サンダルが脱げて裸足になってしまったことを恥ずかしく思ったりする。もう死んでいるのに。この作品はサスペンスなので「誰が殺したか」はすぐにわかる、ただ下手なミステリーより驚かされることは確実だ。

    (2014年3月14日)

  • 語り手が殺された私というのが斬新で読んでいて不思議な感覚に陥りました。

    ちょっとした嫉妬から起きた事件。
    幼い私は、友人に殺された。
    幼い兄妹が死体の私を隠そうとする。
    死体になった私が語るその物語の行方は!?
    夏にぴったり死体の語りというぞくぞくしてくるホラーです。

    (2013年8月14日)

  • ホラー界の新星です

    おもしろいです。9歳の少女の小さな嫉妬が起こしてしまった殺人。大人から死体を隠すため、幼い兄妹の四日間に渡る冒険を殺されてしまった「私」が語ります。今までに読んだことのない新しい感覚のホラー小説です。(堀)

    (2003年12月22日)

他の書店レビューを見る

商品内容

要旨

九歳の夏休み、少女は殺された。あまりに無邪気な殺人者によって、あっけなく―。こうして、ひとつの死体をめぐる、幼い兄妹の悪夢のような四日間の冒険が始まった。次々に訪れる危機。彼らは大人たちの追及から逃れることができるのか?死体をどこへ隠せばいいのか?恐るべき子供たちを描き、斬新な語り口でホラー界を驚愕させた、早熟な才能・乙一のデビュー作、文庫化なる。第六回ジャンプ小説・ノンフィクション大賞受賞作。

目録情報

九歳の夏休み、私は殺されてしまったのです……。少女の死体をめぐる兄妹の暗黒の冒険。斬新な語り口でホラー界を驚愕させた、天才少年・乙一のデビュー作、ついに文庫化。(解説・小野不由美)(集英社提供)

出版社・メーカーコメント

九歳の夏休み、私は殺されてしまったのです……。少女の死体をめぐる兄妹の暗黒の冒険。斬新な語り口でホラー界を驚愕させた、天才少年・乙一のデビュー作、ついに文庫化。(解説・小野不由美)