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ウェルカム・人口減少社会

文春新書 134

出版社名 文藝春秋
出版年月 2000年10月
ISBNコード 978-4-16-660134-9
4-16-660134-2
税込価格 726円
頁数・縦 203P 18cm

商品内容

要旨

あと数年で世界一の高齢者大国になる日本。少子化が社会を支える人たちの減少を招くのではと恐れるあまり、老後に不安を感じる人が多いのも確かだ。しかし、生物学的にみれば「少子」は「少死」の結果であって、人類という種の宿命なのだ。すでにヨーロッパが経験しているように、生存の基礎条件さえしっかりしていれば、社会の高齢化を恐れることはない。―これは成熟した社会を作り出すための設計仕様書である。

目次

第1章 人口減少社会へのキーワード
第2章 生物寿命モデルと少子化問題
第3章 日本の将来の社会構造はどう変わるか
第4章 子供はなぜ生まれなくなったか
第5章 世界最初の人口減少社会・日本の将来
第6章 日本の社会変革を妨げていた既得権
第7章 成熟社会への羅針盤
終章 「尊敬される国」への選択