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「慰安婦」・戦時性暴力の実態 1

日本・台湾・朝鮮編

日本軍性奴隷制を裁く−−2000年女性国際戦犯法廷の記録 第3巻

出版社名 緑風出版
出版年月 2000年11月
ISBNコード 978-4-8461-0017-9
4-8461-0017-0
税込価格 3,300円
頁数・縦 347P 20cm
シリーズ名 「慰安婦」・戦時性暴力の実態

商品内容

要旨

本巻では、日本軍・国家システムおよび台湾・朝鮮の植民地支配との関係における「慰安婦」制度の加害構造を明らかにし、日本、台湾、朝鮮での個別のケースにおける加害の責任を検証する。被害の実態を中心に取り上げられてきた「慰安婦」問題を、加害の構造・実態に焦点をあてこれまでにない試みで分析する。

目次

第1部 「慰安婦」制度の構造を問う(公娼制度から「慰安婦」制度への歴史的展開
「従軍慰安婦」政策における日本国家の指揮命令系統)
第2部 日本(日本人「慰安婦」―誰がどのように徴集されたか
沖縄戦と軍「慰安婦」)
第3部 台湾(台湾植民地支配と台湾人「慰安婦」
台湾・原住民族イアン・アパイさんの場合)
第4部 朝鮮(朝鮮植民地支配と「慰安婦」制度の成立過程
河床淑さんのケースにみる漢口慰安所
朝鮮・朴永心さんの場合
朝鮮・咸鏡北道清津の日本軍「慰安所」の実態
朝鮮人軍「慰安婦」帰国後の生と経験)