• 本

日本古代の鉄文化

出版社名 雄山閣出版
出版年月 2001年2月
ISBNコード 978-4-639-01724-0
4-639-01724-3
税込価格 14,666円
頁数・縦 282P 27cm

商品内容

要旨

鉄器・鉄生産の技術は大陸、朝鮮半島から伝わってきたが、日本では当初からその技術を改良し、独自な文化として発展させてきた―古代・中世の鉄生産および古代鉄器について朝鮮半島等の資料と比較しながら考究する。

目次

第1章 鉄器および鉄生産の起源をめぐって―研究史(戦前の研究動向
鉄器普及の諸段階と鉄器生産論 ほか)
第2章 鉄製生産用具論(大陸系磨製石器の消滅とその鉄器化
古代の鉄製鍬先と鋤先 ほか)
第3章 古代鉄生産論(朝鮮半島古代の鉄生産
弥生・古墳時代の鉄生産 ほか)
第4章 古代鉄器生産論(弥生時代の鉄器生産
古代の鍛冶具 ほか)
終章 日本古代の鉄文化(鉄製生産用具をめぐって
鉄生産をめぐって ほか)

著者紹介

松井 和幸 (マツイ カズユキ)  
1955年富山県生まれ。現在、(財)広島県埋蔵文化財調査センター調査研究第3係長。博士(文学)。主要著書・論文に「鉄と鉄生産」『古墳時代の研究』5、雄山閣出版、1991年。「古代の鍛冶具」『古文化論叢』児島隆人先生喜寿記念事業会、1991年。「鉄生産と交流」『瀬戸内海における交流の展開―古代王権と交流』名著出版、1995年。「古代・中世の製鉄」『考古学からみた地域文化』渓水社、1999年(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)