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秘密

文春文庫

出版社名 文藝春秋
出版年月 2001年5月
ISBNコード 978-4-16-711006-2
4-16-711006-7
税込価格 902円
頁数・縦 452P 16cm
シリーズ名 秘密

書店レビュー 総合おすすめ度: 全1件

  • いつまでも秘密です。

    妻と娘、2人を同時に失って、でも、2人は生きている。娘は「お父さん」と呼びながら妻は・・・・エンディングに、ふるえました。

    (2004年4月16日)

商品内容

要旨

妻・直子と小学5年生の娘・藻奈美を乗せたバスが崖から転落。妻の葬儀の夜、意識を取り戻した娘の体に宿っていたのは、死んだはずの妻だった。その日から杉田家の切なく奇妙な“秘密”の生活が始まった。映画「秘密」の原作であり、98年度のベストミステリーとして話題をさらった長篇、ついに文庫化。

おすすめコメント

最後が泣けます。このうえなく切ないです。 妻と娘が事故に遭い、妻は死亡してしまい、娘は奇跡的に助かる。しかし、娘の身体には死んでしまった妻の魂が宿っていたのだった。夫は戸惑いながらも周囲には決しバレないように生活する。1999年映画化。

著者紹介

東野 圭吾 (ヒガシノ ケイゴ)  
1958年、大阪生まれ。大阪府立大学電気工学科卒。エンジニアとして勤務しながら、1985年、『放課後』で第31回江戸川乱歩賞受賞。1999年、『秘密』で第52回日本推理作家協会賞受賞。著書に『同級生』『変身』『分身』『鳥人計画』『むかし僕が死んだ家』『パラレルワールド・ラブストーリー』『天空の蜂』『毒笑小説』『名探偵の掟』『悪意』『探偵ガリレオ』『白夜行』『予知夢』『片想い』等があり、幅広い作風で活躍している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)