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北朝鮮に消えた友と私の物語

文春文庫

出版社名 文藝春秋
出版年月 2001年5月
ISBNコード 978-4-16-726006-4
4-16-726006-9
税込価格 765円
頁数・縦 433P 16cm

商品内容

要旨

1972年「赤旗」平壌特派員となった私は、大阪の定時制高校で席を並べた親友の尹元一を訪ねた。友は「地上の楽園」で幸せに暮らしているはずだった―。帰国運動の悲劇を描き満票で第30回大宅壮一ノンフィクション賞に輝いた記念碑的名作。

目次

第1部 大阪篇(密航少年との出会い
おまえはなんで大阪にきたんや? ほか)
第2部 済州島篇(緑の島
洞窟の死闘 ほか)
第3部 ピョンヤン篇(あこがれのピョンヤン
最初のショック ほか)
第4部 ワシントン・東京篇(「赤旗」退職
ソ連に占領された北朝鮮 ほか)

著者紹介

萩原 遼 (ハギワラ リョウ)  
1937(昭和12)年、高知県生まれ。67年、大阪外国語大学朝鮮語科卒業(第一期生)。69〜88年、「赤旗」記者。72〜73年、平壌特派員。89年からフリーランスとなる。89年12月〜92年8月、ワシントンに滞在。国立公文書館に秘蔵される米軍奪取の北朝鮮文書160万ページを3年がかりで読破し『朝鮮戦争―金日成とマッカーサーの陰謀』(1993年、文芸春秋)を著した。60年代の帰国運動で北に帰った人々の悲劇を描いた『北朝鮮に消えた友と私の物語』で第30回大宅壮一ノンフィクション賞を満票で受賞した。他に著書、訳書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)