• 本

在日韓国人の終焉

文春新書 168

出版社名 文藝春秋
出版年月 2001年4月
ISBNコード 978-4-16-660168-4
4-16-660168-7
税込価格 726円
頁数・縦 196P 18cm

商品内容

要旨

在日韓国人が日本で生活していることに深い意味や特別な意味はない。在日の一世たちは朝鮮半島よりは日本を生活の地として選択したのであり、その子孫である私たちもそれを受容しているだけのことである。つまり、在日韓国人は「永住外国人」などという宙ぶらりんな存在としてよりは、日本国籍を取得して、この社会のフル・メンバーとして生きていけばいいのであり、そのために必要なら帰化手続きの弊を指摘すればいいのである。本書は在日が存在理由をなくすために書いた本である。

目次

第1章 アイデンティティと帰属
第2章 在日の特異な状況
第3章 帰国と帰化と在日の歴史
第4章 なぜ韓国籍を維持しているのか
第5章 説明責任の問題
第6章 永遠の外国人でいいのか

著者紹介

鄭 大均 (テイ タイキン)  
1948年岩手県生まれ。立教大学とUCLAで学ぶ。啓明大学校外国学大学副教授(韓国大邱市)などを経て、現在東京都立大学人文学部教授。民族・国民集団間の眺め合いを研究テーマにする(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)