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日本陸海軍の生涯 相剋と自壊

文春文庫

出版社名 文藝春秋
出版年月 2001年8月
ISBNコード 978-4-16-736006-1
4-16-736006-3
税込価格 524円
頁数・縦 350P 16cm

商品内容

要旨

明治期の創設以来、陸軍はプロシャを、海軍はイギリスを範として学んできた。そのため、陸軍は軍国主義的で、常に政治の場で自己主張をしていく必要があった。一方の海軍は自由主義的で、政治的努力をしなくても、存在していくものとなった。閉鎖エリート教育の弊害と、陸軍・海軍の「親」が残した遺産を明らかにする。

目次

序章 明治維新と日本陸海軍
第1章 名将たちの時代
第2章 官僚化する船乗り
第3章 作戦あって戦争なし
第4章 開戦から終戦へ
終章 上級指揮官の条件

著者紹介

吉田 俊雄 (ヨシダ トシオ)  
明治42(1909)年長崎県生れ。海浜59期、海大選科。昭和14年より海軍省(当時山本五十六次官)電信課、軍令部(当時古賀峯一次長)第四部などに勤務、その後米内光政、嶋田繁太郎、永野修身らの副官を務める。開戦前より軍令部第三部勤務、昭和18年より軍令部員(当時小沢治三郎次長)、大本営海軍参謀。終戦時は中佐(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)