• 本

遠い山なみの光

ハヤカワepi文庫

出版社名 早川書房
出版年月 2001年9月
ISBNコード 978-4-15-120010-6
4-15-120010-X
税込価格 756円
頁数・縦 275P 16cm

商品内容

要旨

故国を去り英国に住む悦子は、娘の自殺に直面し、喪失感の中で自らの来し方に想いを馳せる。戦後まもない長崎で、悦子はある母娘に出会った。あてにならぬ男に未来を託そうとする母親と、不気味な幻影に怯える娘は、悦子の不安をかきたてた。だが、あの頃は誰もが傷つき、何とか立ち上がろうと懸命だったのだ。淡く微かな光を求めて生きる人々の姿を端正に描くデビュー作。王立文学協会賞受賞作。

著者紹介

イシグロ,カズオ (イシグロ,カズオ)   Ishiguro,Kazuo
1954年11月8日長崎生まれ。1960年、5歳のとき、家族と共に渡英。以降、日本とイギリスの2つの文化を背景にして育つ。ケント大学で英文学を、イースト・アングリア大学大学院で創作を学ぶ。本書『遠い山なみの光』で長篇デビューし、1982年の王立文学協会賞を受賞した。長篇第二作『浮世の画家』でウィットブレッド賞を、1989年には『日の名残り』でブッカー賞を受賞した。1995年の第四作『充たされざる者』につづき、五年ぶりに発表した『わたしたちが孤児だったころ』は、英米でひじょうに高く評価され、発売以来たちまちベストセラーとなった
小野寺 健 (オノデラ タケシ)  
東京大学大学院人文科学研究科修士課程修了、横浜市立大学名誉教授、日本大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)