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日本・日本語・日本人

新潮選書

出版社名 新潮社
出版年月 2001年9月
ISBNコード 978-4-10-603504-3
4-10-603504-9
税込価格 1,320円
頁数・縦 201P 20cm

商品内容

要旨

日本語には、この国の風土を考える「鍵」がある―。漢字の驚くべき力、「感じる」言葉と「見る」言葉、カタカナ語の不思議、そして島国独特の高度な適応力と外国観…。国語教育の問題から英語第二公用語論、さらには対米戦略まで、日本語を愛してやまぬ碩学三人が、日本の将来像を深く真剣に語り合った白熱の二十時間。

目次

日本について
日本人は日本語をどう作り上げてきたか
日本語について
日本人は言葉とどうつきあってきたか
日本人について
英語といかにつきあうべきか―武器としての言葉
英語第二公用語論について

著者紹介

大野 晋 (オオノ ススム)  
1919(大正8)年、東京深川生まれ。東京大学文学部国文学科卒。現在、学習院大学名誉教授。「日本とは何か」という問題意識から古代日本語の研究を始め、上代特殊仮名遣・万葉集・古事記・日本書紀などを研究し「日本語はどこから来たか」を追究
森本 哲郎 (モリモト テツロウ)  
1925(大正14)年、東京生まれ。東京大学文学部哲学科卒業。同大学院社会学科修了。朝日新聞東京本社入社、学芸部次長、朝日新聞編集委員を経て、1976年退社し、世界各国を歴訪。以後、評論家として文明批評や旅行記などの著述を中心に活動。1988年〜1992年、東京女子大学教授
鈴木 孝夫 (スズキ タカオ)  
1926(大正15)年、東京生まれ。1947年慶応大学医学部予科、1950年同大学文学部英文科卒。イリノイ大学・イェール大学客員教授などを歴任。現在、慶応大学名誉教授。専攻は言語社会学。英語と日本人、日本人の外国語観などに大胆な議論を提起してきた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)