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虎口の総統李登輝とその妻

文春文庫

出版社名 文藝春秋
出版年月 2001年10月
ISBNコード 978-4-16-729813-5
4-16-729813-9
税込価格 628円
頁数・縦 347P 16cm

商品内容

要旨

日本統治下の台湾に生まれた李登輝夫妻の人生はそのまま台湾の戦後史である。国民党に入党し、台湾生まれの本省人として初めて総統・国民党主席の地位につき、総統直接選挙にも勝利を収める。そして12年にわたる総統の地位を退いた現在の日々。夫妻への徹底インタビューを通して描かれた知られざる台湾の真実。

目次

戦いすんで日が暮れて
魔の二二八事件
厳戒令と白色テロ
危険なところが最も安全
あえて虎穴に入る
蒋経国の死と李登輝の決断
台湾人総統の深慮遠謀
対極の道を歩いた男
台湾人に生まれた悲哀
歴史に残る初の直接選挙
心が凍りついた日
息子の遺稿にみる李登輝

著者紹介

上坂 冬子 (カミサカ フユコ)  
1930年、東京に生まれる。作家、評論家。昭和史・戦後史にまつわるノンフィクションが多い。1993年「硫黄島いまだ玉砕せず」で第41回菊池寛賞、第9回正論大賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)