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パラノイアに憑かれた人々 下

虫の群れが襲ってくる

出版社名 草思社
出版年月 2001年9月
ISBNコード 978-4-7942-1084-5
4-7942-1084-1
税込価格 1,980円
頁数・縦 254P 20cm
シリーズ名 パラノイアに憑かれた人々

商品内容

要旨

パラノイアの妄想は、かすかな疑念から始まって、徐々に強固な確信へと発展していく経路をたどる。その果てに悲劇的な結末を迎える人々も少なくない。無数の虫や寄生虫に襲われるという男。身長30センチの小さな人間に襲われるという男。孫子の兵法に耽溺するチェス・プレイヤー。安モーテルの部屋で突然、神になってしまった男。リビングで観ていた映画が実生活に混ざりこんでしまった女性も登場する。文豪ヘミングウェイの自殺の陰にも「パラノイアの悪魔」がいたという。われわれが認識している「現実」はどこまでが本当の現実なのか。妄想と現実とのはざまで翻弄される人々の姿に、人間存在のあやうさが浮き彫りにされていく。

目次

第5話 虫の群れが襲ってくる
第6話 殺人生物群
第7話 チェス・プレイヤー
第8話 神になった男
第9話 十番目の災厄
第10話 小人退治
第11話 パラノイア急行
エピローグ ヘミングウェイの墓所にて

おすすめコメント

蟲の群れが襲ってくる・殺人生物群・神になった男・小人退治・パラノイア急行。狂気の象徴といわれながら、その実態がよく解明されていなかったパラノイア(妄想症)の様々な症例を、UCLAの精神医学者がミステリー小説さながらの筆致で描き出す大作の下巻。

著者紹介

シーゲル,ロナルド (シーゲル,ロナルド)   Siegel,Ronald K.
カリフォルニア大学ロサンゼルス校精神医学行動科学科准教授。法精神薬理学の専門家として、注目を集めた数多くの刑事事件の鑑定証人を務めている。科学雑誌OmniやScientific American等に寄稿している。ロサンゼルス在住
小林 等 (コバヤシ ヒトシ)  
翻訳家。慶応義塾大学大学院社会学研究科修了(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)