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タンパク質の姿、形とその働き 構造生物学最前線

大阪大学新世紀セミナー

出版社名 大阪大学出版会
出版年月 2001年10月
ISBNコード 978-4-87259-118-7
4-87259-118-6
税込価格 1,100円
頁数・縦 86P 21cm

商品内容

要旨

本書では、タンパク質が深くかかわる生命現象の仕組みを、オングストローム(A)単位のレベルで調べたタンパク質の立体構造に基づいて見てみる。

目次

第1章 オングストロームの世界で働く分子、タンパク質(タンパク質合成―同じタンパク質が正確に繰り返しつくられる
タンパク質が結晶になったことの大きな意味
進化によって特定の立体構造をとるタンパク質ができあがった)
第2章 X線でタンパク質分子を見る(分子の内部まで透けて見えるX線結晶構造解析
美しいタンパク質の結晶をつくる
結晶ができればX線回折実験 ほか)
第3章 タンパク質の精巧な働きを制御する精密な構造(分解酵素
酸素を運ぶタンパク質の役割分担
導線の役割を果たす電子伝達タンパク質 ほか)

著者紹介

月原 冨武 (ツキハラ トミタケ)  
1944年愛媛県に生まれる。1969年大阪大学大学院理学研究科修士課程修了。現在、大阪大学蛋白質研究所教授、理学博士。研究テーマは生体超分子複合体の構造研究、膜タンパク質の構造研究。日本生物物理学会、日本蛋白質科学会、日本結晶学会、日本生化学会、日本化学会所属
酒井 宏明 (サカイ ヒロアキ)  
1966年埼玉県に生まれる。1995年総合研究大学院大学修了。現在、理化学研究所ゲノム科学総合研究センター研究員、理学博士。研究テーマは生体高分子のX線結晶構造解析。日本生物物理学会、日本生化学会、日本放射光学会、日本結晶学会、日本蛋白質科学会所属(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)