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ブラスバンドの社会史 軍楽隊から歌伴へ

青弓社ライブラリー 20

出版社名 青弓社
出版年月 2001年12月
ISBNコード 978-4-7872-3192-5
4-7872-3192-8
税込価格 1,760円
頁数・縦 242P 19cm

商品内容

要旨

学校の体育祭で記憶に残るブラスバンド部、スポーツ大会の入場行進の先頭でユニフォームに身を固めて勇壮な行進曲を奏でる吹奏楽隊、あるいは、無声映画の伴奏やチンドン屋、歌謡曲のバックバンド、酒場のバンドとして生活のなかで親しまれた楽隊…。明治期の日本への導入以来、象徴的には戦闘を告げるラッパのように、あるいは雨の神宮外苑の学徒出陣式のように、軍楽隊として戦意高揚に寄与したブラスバンドは、敗戦後は警視庁・自衛隊・消防庁などの音楽隊として、アメリカ軍駐留キャンプのジャズバンドとして、歌謡曲のバックバンド=歌伴として、場所と姿を変えて現在にいたっている。戦前から現在までのバンドマンの聞き書きも交えて、音楽文化の社会史を分析する。

目次

第1章 「ブラバン」の不思議―“ブラスバンド”の社会史をひもとく目的と視点
第2章 世界のブラスバンド、ブラスバンドの世界
第3章 軍楽隊と戦前の大衆音楽
第4章 歌謡曲を支えたブラスバンド
第5章 バンドマン・高沢智昌のライフヒストリー

著者紹介

阿部 勘一 (アベ カンイチ)  
1971年、秋田県生まれ。名古屋大学経済学部卒業。東京大学大学院総合文化研究科博士課程単位取得退学。淑徳大学国際コミュニケーション学部専任講師。専攻は社会経済学。日本吹奏楽指導者協会会員・認定指導員
細川 周平 (ホソカワ シュウヘイ)  
1955年、大阪府生まれ。東京芸術大学大学院音楽研究科博士後期課程修了。東京工業大学大学院社会理工学研究科助教授。専攻は大衆音楽研究、近代日本音楽史
塚原 康子 (ツカハラ ヤスコ)  
1957年、北海道生まれ。東京芸術大学音楽学部楽理科卒業、同大学大学院音楽研究科博士後期課程修了。昭和音楽大学助教授。専攻は近代日本音楽史
東谷 護 (トウヤ マモル)  
1965年、神奈川県生まれ。京都大学大学院人間・環境学研究科博士後期課程単位取得満期修了。早稲田大学文学部、成城大学文芸学部講師。専攻は音楽社会史、文化研究
高沢 智昌 (タカザワ トモマサ)  
1922年、東京都生まれ。旧陸軍戸山学校卒業。戦後、フルバンド「クラックスター」を結成、主宰。服部良一事務所に所属し、戦後を代表する歌手の伴奏をつとめる。作曲を山田耕作に師事。日本楽劇協会理事、事務局長などをへて、現在、日本吹奏楽指導者協会関東甲信越支部長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)