ブラスバンドの社会史 軍楽隊から歌伴へ
青弓社ライブラリー 20
出版社名 | 青弓社 |
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出版年月 | 2001年12月 |
ISBNコード |
978-4-7872-3192-5
(4-7872-3192-8) |
税込価格 | 1,760円 |
頁数・縦 | 242P 19cm |
商品内容
要旨 |
学校の体育祭で記憶に残るブラスバンド部、スポーツ大会の入場行進の先頭でユニフォームに身を固めて勇壮な行進曲を奏でる吹奏楽隊、あるいは、無声映画の伴奏やチンドン屋、歌謡曲のバックバンド、酒場のバンドとして生活のなかで親しまれた楽隊…。明治期の日本への導入以来、象徴的には戦闘を告げるラッパのように、あるいは雨の神宮外苑の学徒出陣式のように、軍楽隊として戦意高揚に寄与したブラスバンドは、敗戦後は警視庁・自衛隊・消防庁などの音楽隊として、アメリカ軍駐留キャンプのジャズバンドとして、歌謡曲のバックバンド=歌伴として、場所と姿を変えて現在にいたっている。戦前から現在までのバンドマンの聞き書きも交えて、音楽文化の社会史を分析する。 |
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目次 |
第1章 「ブラバン」の不思議―“ブラスバンド”の社会史をひもとく目的と視点 |