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「わかる」とはどういうことか 認識の脳科学

ちくま新書 339

出版社名 筑摩書房
出版年月 2002年4月
ISBNコード 978-4-480-05939-0
4-480-05939-3
税込価格 1,012円
頁数・縦 236P 18cm

商品内容

要旨

われわれは、どんなときに「あ、わかった」「わけがわからない」「腑に落ちた!」などと感じるのだろうか。また「わかった」途端に快感が生じたりする。そのとき、脳ではなにが起こっているのか―脳の高次機能障害の臨床医である著者が、自身の経験(心像・知識・記憶)を総動員して、ヒトの認識のメカニズムを、きわめて平明に解き明かす刺激的な試み。

目次

第1章 「わかる」ための素材
第2章 「わかる」ための手がかり―記号
第3章 「わかる」ための土台―記憶
第4章 「わかる」にもいろいろある
第5章 どんな時に「わかった」と思うのか
第6章 「わかる」ためにはなにが必要か
終章 より大きく深く「わかる」ために

出版社
商品紹介

人はどんなときに「あ、わかった」「わけがわからない」などと感じるのか。認識と思考の仕組みをやさしく解き明かす。

著者紹介

山鳥 重 (ヤマドリ アツシ)  
1939年兵庫県生まれ。神戸大学大学院医学研究科修了。医学博士。ボストン大学神経内科、神戸大学医学部神経科助教授等を経て、現在東北大学医学系研究科障害科学専攻高次機能障害学分野教授。専門は記憶障害、失語症、認知障害。脳機能障害患者の臨床も行なう(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)