• 本

ローマ人の物語 1

ローマは一日にして成らず 上

新潮文庫

出版社名 新潮社
出版年月 2002年6月
ISBNコード 978-4-10-118151-6
4-10-118151-9
税込価格 539円
頁数・縦 197P 16cm
シリーズ名 ローマ人の物語

書店レビュー 総合おすすめ度: 全1件

  • 「ギリシア人はヨーロッパ大陸に哲学を与え、ローマ人は秩序を与えた」この両者の違いを説明するのにこういった言い方がされることがある。本書後半から始まるそのギリシア人の歴史から興亡のきっかけを読み取ってゆこう。統一的体系的な哲学はヘーゲルを最後に終わりを告げ、この相対化の時代ともいえる現代に生きるわれわれの目から哲学、秩序の原点を見れば、きっと様々な切り口からアプローチすることが可能だろう。それは、きっとわれわれ現代人に与えられた特権なのだ。本作品と同時代に生きたわれわれが、将来羨望の目で見られる日もそう遠くない予感がした。

    (2011年11月10日)

商品内容

要旨

前753年、一人の若者ロムルスと彼に従う3千人のラテン人によりローマは建国された。7代続く王政の下で国家としての形態をローマは整えてゆくが、前509年、共和政へ移行。その後、成文法制定のために先進国ギリシアへ視察団を派遣する。ローマ人は絶頂期のギリシアに何を見たのか―。比類なき大帝国を築きあげた古代ローマ。その一千年にわたる興亡の物語がいま幕を開ける。

目次

第1章 ローマ誕生(落人伝説
紀元前八世紀当時のイタリア
エトルリア人
イタリアのギリシア人
建国の王ロムルス ほか)
第2章 共和政ローマ(ローマ、共和国に
ギリシアへの視察団派遣
ギリシア文明
アテネ
スパルタ ほか)

おすすめコメント

政財界のリーダーたちの圧倒的な支持を受けて、累計160万部を突破した大ベストセラーが、軽く優美な文庫本になりました!比類なき大帝国を築き上げた、古代ローマ帝国の1千年にわたる興亡の物語がいま幕を開ける。

著者紹介

塩野 七生 (シオノ ナナミ)  
1937年7月7日、東京生まれ。学習院大学文学部哲学科卒業後、イタリアに遊学。68年に執筆活動を開始し、「ルネサンスの女たち」を「中央公論」誌に発表。初めての書下ろし長編『チェーザレ・ボルジアあるいは優雅なる冷酷』により1970年度毎日出版文化賞を受賞。この年からイタリアに住む。82年、『海の都の物語』によりサントリー学芸賞。83年、菊池寛賞。92年より、ローマ帝国興亡の一千年を描く「ローマ人の物語」にとりくむ。93年、『ローマ人の物語1』により新潮学芸賞。99年、司馬遼太郎賞。2002年、イタリア政府より国家功労賞を授与される(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)