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ハワイの歴史と文化 悲劇と誇りのモザイクの中で

中公新書 1644

出版社名 中央公論新社
出版年月 2002年6月
ISBNコード 978-4-12-101644-7
4-12-101644-0
税込価格 968円
頁数・縦 252P 18cm

商品内容

要旨

ハワイ―世界中の観光客を魅了する太平洋の美しい島島。十八世紀以来、欧米、そしてアジア諸国から多くの移民が来島し、定着・活動してきた。しかし、異人種、異文化との接触が、ネイティヴ・ハワイアンに苛酷な歴史を強いてきたことも忘れてはならない。本書は、日本との交流に光をあてながら、楽園イメージの奥に横たわる、もう一つの現実を浮かび上がらせ、ハワイ文化の力強い流れを描き出すものである。

目次

第1章 移民たちのハワイ(サトウキビとピクチャーブライド
移民到来
日本人移民の生活
戦後の日系アメリカ人)
第2章 リメンバー・パール・ハーバー(パール・ハーバー攻撃の日
戒厳令下のハワイ社会
戦時下の日系人
戦争の言説)
第3章 「憧れのハワイ航路」(日本からのハワイ観光
ハワイ観光団
バブルとハワイ観光
観光王国ハワイ)
第4章 これからのハワイ(南の島のハメハメハ大王
ハワイ小史
あらたな「伝統」)

著者紹介

矢口 祐人 (ヤグチ ユウジン)  
1966年(昭和41年)北海道生まれ。ゴーシェン大学教養学部卒業。ウィリアム・アンド・メアリ大学大学院アメリカ研究科博士課程修了。北海道大学助教授を経て、現在、東京大学大学院総合文化研究科助教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)