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表象の芸術工学

神戸芸術工科大学レクチャーシリーズ

出版社名 工作舎
出版年月 2002年9月
ISBNコード 978-4-87502-364-7
4-87502-364-2
税込価格 3,080円
頁数・縦 307P 21cm

商品内容

要旨

江戸の黄表紙、ピクチャレスク、マニエリスム、英国式庭園、辞書、博覧会、百貨店…この「デザインされた混沌」とは何か。

目次

第1部 視覚表現の奇妙・絶妙(江戸研究にはじまる、視覚表現の現在
ルネサンスとマニエリスムの視覚文化
フーコーが語った18世紀「表象」のすべて
ピクチャレスクの時代と文学
英国式庭園と蛇行のパノラマ
ホフマンの『砂男』を読み狂う)
第2部 デザイン史の劇場(辞書の誕生からひもとかれる文化史
「個別と総合」のマニエリスム観をめぐって
ヨーロッパ18世紀「ホーティカルチャー」
推理小説を生んだ「インテリア」
「デザイン」へのメッセージ―天才バーバラ・スタフォードその他から)

著者紹介

高山 宏 (タカヤマ ヒロシ)  
1947年、岩手県に生まれ、高知県で育つ。東京大学大学院人文科学研究科修士課程修了。英文学を専攻し、現在東京都立大学人文学部教授。17世紀以降の西欧の視覚文化と、それを生んだ肉体的、社会的条件の関係史を追究し、「異質なものの結合」の技術としてのマニエリスムとは何かを説く。2000年度の1年間、神戸芸術工科大学の特任教授となり、「デザイン」を思考する学生達に向けて語ったヴィジュアル・スタディーズの醍醐味が、この1冊に結晶している
鈴木 成文 (スズキ シゲブミ)  
神戸芸術工科大学学長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)