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妻の部屋 遺作十二篇

出版社名 文藝春秋
出版年月 2002年9月
ISBNコード 978-4-16-321240-1
4-16-321240-X
税込価格 2,409円
頁数・縦 397P 20cm

商品内容

要旨

貴重な作家をうしなった。戦争の記憶を終生つむぎ、亡妻、旧友をしのびつつ、自身の年輪をここにしるす。戦争、妻と友、そして老いゆく日々をしるす名篇。

出版社
商品紹介

ほろ苦く澄明。年輪がもたらす稀有な文章。風化にまかされる戦争の記憶を半生つむぎ、老いて亡妻、友をおもいこの1冊が遺された。

おすすめコメント

貴重な作家をうしなった。戦争の記憶を終生つむぎ、亡妻、旧友をしのびつつ、自身の年輪をここにしるす。

著者紹介

古山 高麗雄 (フルヤマ コマオ)  
大正9(1920)年朝鮮新義州で出生。旧制三高文科中退ののち応召、昭和18年マニラをふりだしに大東亜を転々。昭和21年戦犯容疑でサイゴン中央刑務所に拘置、22年復員。昭和45年「プレオー8の夜明け」で芥川賞受賞。平成6年、「セミの追憶」で川端賞受賞。平成11年、妻明子心筋梗塞で死亡。平成12年、「フーコン戦記」など三部作により菊池寛賞受賞。14年3月逝去。享年八十一(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)