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古事の森 樹齢四百年の巨木を育てる 法隆寺・薬師寺・東大寺−伝統的木造建造物のいのちを伝える

出版社名 かんき出版
出版年月 2002年11月
ISBNコード 978-4-7612-6040-8
4-7612-6040-8
税込価格 1,100円
頁数・縦 118P 19cm

商品内容

要旨

法隆寺・薬師寺・東大寺―伝統的木造建造物のいのちを伝える。日本人の心を支えてきた「木の文化」を受けつぐための「古事の森」づくりがはじまった。

目次

京都鞍馬山の雨
法隆寺の祈り
宮大工の知恵と技術
自然を知りつくした口伝
底冷えのする金堂で
古い事を守ること
足尾の「はげ山」
カラミとズリ
直訴事件
辛酸、また佳境に入る〔ほか〕

おすすめコメント

樹齢四百年の巨木を育てる。法隆寺・薬師寺・東大寺など、遠い未来に訪れる日本中の木造文化財の大改修に向けて、今このときから木を植える。日本人に脈々と受け継がれる心。自然を、文化をいとおしむ心が尊い活動につながった・・・。

著者紹介

立松 和平 (タテマツ ワヘイ)  
1947年栃木県生まれ。70年、早稲田大学在学中に『自転車』で第一回早稲田文学新人賞受賞。卒業後、様々な職業を経たあと、郷里の宇都宮市役所に就職。79年から文筆活動に専念し、80年『遠雷』で第二回野間文芸新人賞、93年『卵洗い』で第八回坪田譲治文学賞、97年『毒―風聞・田中正造』で第51回毎日出版文化賞受賞。国内外の各地を旺盛に旅する行動派作家として知られ、自然環境問題にも積極的に発言している
横松 桃子 (ヨコマツ モモコ)  
1977年栃木県生まれ。女子美術大学デザイン科卒業。「現代演劇ポスター展1999、2000」入選(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)