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ローマ人の物語 11

終わりの始まり

ローマ人の物語  11

出版社名 新潮社
出版年月 2002年12月
ISBNコード 978-4-10-309620-7
4-10-309620-9
税込価格 3,080円
頁数・縦 343,8P 21cm
シリーズ名 ローマ人の物語

商品内容

要旨

なぜ優れた哲人皇帝の時代に、「帝国の衰亡」は始まったのか。既成の歴史観に挑む塩野七生版「ローマ帝国衰亡史」がここに始まる。

目次

第1部 皇帝マルクス・アウレリウス(在位、紀元一六一年‐一八〇年)(育った時代
生家 ほか)
第2部 皇帝コモドゥス(在位、紀元一八〇年‐一九二年)(映画と歴史
戦役終結 ほか)
第3部 内乱の時代(紀元一九三年‐一九七年)(軍団の“たたきあげ”
皇帝ペルティナクス ほか)
第4部 皇帝セプティミウス・セヴェルス(在位、紀元一九三年‐二一一年)(軍人皇帝
思わぬ結果 ほか)

出版社
商品紹介

哲人皇帝として名高いマルクス・アウレリウス。この賢帝の治世下ですでに衰亡の種はまかれていた。欧米の史観を覆す塩野版「衰亡史」がここに始まる。

おすすめコメント

世界に冠たる大帝国を築いたローマはなぜ滅んでいくのか。ローマ人が「黄金の世紀」と呼び、平和と繁栄を謳歌した「五賢帝」の時代に、既に帝国の衰亡は始まっていた。ローマ人の物語 第11巻

著者紹介

塩野 七生 (シオノ ナナミ)  
1937年7月、東京に生れる。学習院大学文学部哲学科卒業後、63年から68年にかけて、イタリアに遊びつつ学んだ。68年に執筆活動を開始し、「ルネサンスの女たち」を「中央公論」誌に発表。初めての書下ろし長編『チェーザレ・ボルジアあるいは優雅なる冷酷』により1970年度毎日出版文化賞を受賞。この年からイタリアに住む。82年、『海の都の物語』によりサントリー学芸賞。83年、菊池寛賞。92年より、ローマ帝国興亡の一千年を描く「ローマ人の物語」にとりくみ、一年に一作のペースで執筆中。93年、『ローマ人の物語1』により新潮学芸賞。99年、司馬遼太郎賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)