• 本

古武術からの発想

PHP文庫

出版社名 PHP研究所
出版年月 2003年2月
ISBNコード 978-4-569-57903-0
4-569-57903-5
税込価格 565円
頁数・縦 235P 15cm

商品内容

要旨

現代人の常識を覆す独特の「身体論」が、スポーツ界をはじめ、各方面から注目を集めている。その術理の探究はさらに進み、さらなる発見にも至っている。本書は、「『小よく大を制す』武術の復活」「相手の予測を外す無住心剣術」のような技の新たな展開や、古武術を通して見える日本の教育や科学への疑問などを、架空の人物との対話形式で著者が語り尽くす。人間が秘める未知の可能性を示唆する一冊。

目次

1 率直に事実を見つめて(「術」にこだわる
稽古の現状への疑問 ほか)
2 「小よく大を制す」武術の復活(「井桁術理」で武道・スポーツの限界を超える
現代人と古人の身体の動きの質の違い ほか)
3 氷解した無住心剣術の術理(古の達人の技術から武術の原点を問い直す
相手の予測を外す無住心剣術 ほか)
4 人間存在の深層へ(丹田の自覚をめざして
術理の基盤は「アソビ」と「うねり」のない動き ほか)

著者紹介

甲野 善紀 (コウノ ヨシノリ)  
1949年、東京生まれ。1978年、武術稽古研究会・松声館を設立。以後、他武道や異分野との交流を通して、現在では失われた精妙な古伝の術理と技法を探究している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)