• 本

森繁自伝

改版

中公文庫 BIBLIO20世紀

出版社名 中央公論新社
出版年月 2003年3月
ISBNコード 978-4-12-204184-4
4-12-204184-8
税込価格 880円
頁数・縦 245P 16cm

商品内容

要旨

終戦の新京、混乱窮乏の祖国…その流転の中で人間、森繁は誕生した。「人に嘘はついても、もう二度と自分の心には嘘はつくまい」と決意を胸に、役者への道を邁進し人生を切り拓いていく。―軽妙洒脱な滑稽の奥に悲哀を漂わせ、優しさの中に厳しさをたたえた筆致を世の中に知らしめた森繁久弥の素顔の自画像。

目次

終戦の日から(新京に祖国を失う
嵐の中の回想)
帰国の日から

著者紹介

森繁 久弥 (モリシゲ ヒサヤ)  
1913年大阪・枚方市生まれ。36年早稲田大学在学中より演劇活動に入り、中退後、東宝劇団を経て満州新京放送局(NHK)アナウンサーの職に就く。戦後は新宿「ムーラン・ルージュ」の舞台を皮切りに放送、映画、演劇の各方面で活躍。舞台『屋根の上のヴァイオリン弾き』などで芸術選奨文部大臣賞を受賞したほか、数多くの演劇賞を受賞する。紺綬褒章(64年)、紫綬褒章(75年)、勲二等瑞宝章(87年)、文化勲章(91年)を受章。また84年には文化功労者に顕彰され、97年に東京名誉都民となる。著者第一作『森繁自伝』は刊行されるやいなやたちまち評判となり、日本文芸家協会の推薦を受けて会員となった(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)