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武士の家計簿 「加賀藩御算用者」の幕末維新

新潮新書 005

出版社名 新潮社
出版年月 2003年4月
ISBNコード 978-4-10-610005-5
4-10-610005-3
税込価格 734円
頁数・縦 222P 18cm

書店レビュー 総合おすすめ度: 全2件

  • お腹を抱えて笑える新書初体験

    同映画の原作に非ず。しかし時代背景が面白く…親しみやすく描かれています。
    歴史好きでもそうでないひとでも読みやすいと思います。
    そして過去にテレビ・ドラマなどに描かれていない武士達の暮らしと現代人の暮らしに差がないことに愕然としますよ。本当に面白い一冊です。

    (2010年12月6日)

  • 映画化決定!

    今年「堺雅人」「仲間由紀恵」で映画公開されます。「金沢藩士猪山家文書」という武家文書に精密な「武士の家計簿」残されていた。これを著者である「磯田道史」が細かに分析及び解説をしている。ストーリー仕立てではないのでどのような映画が出来上がるのか楽しみ。皆さんも読んだ上で、映画館に行きましょう。

    (2010年2月2日)

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商品内容

文学賞情報

2003年 第2回 新潮ドキュメント賞受賞
2003年 第2回 新潮ドキュメント賞受賞

要旨

「金沢藩士猪山家文書」という武家文書に、精巧な「家計簿」が例を見ない完全な姿で遺されていた。国史研究史上、初めての発見と言ってよい。タイム・カプセルの蓋を開けてみれば、金融破綻、地価下落、リストラ、教育問題…など、猪山家は現代の我々が直面する問題を全て経験ずみだった!活き活きと復元された武士の暮らしを通じて、江戸時代に対する通念が覆され、全く違った「日本の近代」が見えてくる。

目次

第1章 加賀百万石の算盤係
第2章 猪山家の経済状態
第3章 武士の子ども時代
第4章 葬儀、結婚、そして幕末の動乱へ
第5章 文明開化のなかの「士族」
第6章 猪山家の経済的選択

おすすめコメント

新史料から浮かび上がる幕末武士の暮し。彼らは借金地獄も金融破綻の荒波もリストラの恐怖も、すべて体験していた。歴史観が変わる圧倒的面白さ!

著者紹介

磯田 道史 (イソダ ミチフミ)  
1970(昭和45)年岡山市生まれ。2002年慶応義塾大学文学研究科博士課程修了。博士(史学)。98年から03年まで、日本学術振興会特別研究員。国際日本文化研究センター共同研究員。現在、慶応義塾大学、宇都宮大学、大妻女子大学の非常勤講師を務める。専攻は日本社会経済史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)