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出版と知のメディア論 エディターシップの歴史と再生

出版社名 みすず書房
出版年月 2003年5月
ISBNコード 978-4-622-07029-0
4-622-07029-4
税込価格 3,850円
頁数・縦 366,12P 20cm

商品内容

要旨

出版はなぜ“危機”に陥ったか。大学制度との相関を歴史的に検討、デジタル化と人文書を論じ、今日の文化・社会・知の地殻変動を逆照射。メディア論の新地平。

目次

序章
第1章 メディア・知・コミュニティ―知‐出版系のメディア論
第2章 大学と出版のメディア編制―知‐出版系の歴史社会学
第3章 「作品」としての知―出版の電子化と知の再編成のなかで
第4章 「人文書」空間の生成と崩壊―近代日本における知・出版・教養主義
終章 エディターシップの再生へ―「コト編み」としての出版

出版社
商品紹介

電子化、大市場化など激変の下、出版はどこに向かうのか。大きな産業に呑み込まれつつある全体状況を睥睨し、原点と可能性を問う。

著者紹介

長谷川 一 (ハセガワ ハジメ)  
1966年、名古屋市生まれ。千葉大学大学院中退後、晶文社、東京大学出版会にて書籍編集に従事。建築、映画、メディア、科学論などの諸領域で編集活動を行う。2002年、東京大学大学院情報学環・学際情報学府修士課程修了。現在、同大学院博士課程に在籍。専攻はメディア論、出版論、エディターシップ論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)