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磁力と重力の発見 3

近代の始まり

出版社名 みすず書房
出版年月 2003年5月
ISBNコード 978-4-622-08033-6
4-622-08033-8
税込価格 3,300円
頁数・縦 P605〜947 79P 20cm
シリーズ名 磁力と重力の発見

商品内容

文学賞情報

2003年 第1回 パピルス賞受賞
2003年 第30回 大佛次郎賞受賞
2003年 第57回 毎日出版文化賞受賞

要旨

近代物理学成立の真のキーは力概念の確立にある。そこから“遠隔力”概念の形成過程を追跡してきた長い旅は、第3巻でようやく近代科学の誕生に立ち会う。霊魂論・物活論の色彩を色濃く帯びたケプラーや、錬金術に耽っていたニュートン。重力理論を作りあげていったのは彼らであり、近代以降に生き残ったのはケプラー、ニュートン、クーロンの法則である。魔術的な遠隔力は数学的法則に捉えられ、合理化された。壮大な前=科学史の終幕である。

目次

第17章 ウィリアム・ギルバートの『磁石論』
第18章 磁気哲学とヨハネス・ケプラー
第19章 一七世紀機械論哲学と力
第20章 ロバート・ボイルとイギリスにおける機械論の変質
第21章 磁力と重力―フックとニュートン
第22章 エピローグ―磁力法則の測定と確定

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