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謎解きフェルメール

とんぼの本

出版社名 新潮社
出版年月 2003年6月
ISBNコード 978-4-10-602104-6
4-10-602104-8
税込価格 1,430円
頁数・縦 111P 21cm

商品内容

要旨

現存する作品、わずか30数点―その1点1点を読み解き、人間フェルメールの真実の姿に迫る。

目次

フェルメールはどこがどう凄いのでしょうか?
デルフトに生まれ、死んだひとりの画家のことを教えてください
フェルメールはどんな時代に生まれたのですか?
“風俗画家”としての本領はどこにあったのですか?(物語画から風俗画へフェルメールの選択―1650年代半ば
デルフト風景を描いたそのわけは?―1650年代末
フェルメール、何かを掴む
美しき到達点
翳りゆく晩年)
真作か?非真作か?論議のわかれる4作品
“200年後に再発見”の真相は?
世紀の贋作事件はなぜ起きたのですか?
フェルメールの絵はどこまで「写実」なんでしょうか?―21世紀の視点
なぜ狙われる?―フェルメール盗難史

出版社
商品紹介

現存する30数点の遺作を読み解きながら、「謎の天才画家」として神秘化されてきたフェルメールの真実の姿を探る。贋作、盗難史あわせて紹介。

おすすめコメント

現存する作品、わずか30数点----。その1点1点を読み解きながら“謎の天才画家”フェルメールの真実の姿を探る。

出版社・メーカーコメント

のこされたわずか三十数点の作品を読み解いて探る画家の真実。

のこされた作品は、わずか三十数点――傑作から失敗作まで、その1点1点を読み解きながら、“謎の天才画家”と神秘化されてきたフェルメールの真実の姿を探る。故郷、デルフトの写真紀行に加え、CGを駆使して解明するフェルメールの絵画構築術、また、ナチスを欺いた世紀の贋作事件の舞台裏や、繰り返される盗難事件も徹底追跡!

著者紹介

小林 頼子 (コバヤシ ヨリコ)  
1948年生まれ。1982‐85年(オランダ)ユトレヒト大学美術史研究所留学。87年慶応義塾大学大学院博士課程修了。現在、目白大学助教授
朽木 ゆり子 (クチキ ユリコ)  
東京生まれ。ジャーナリスト。国際基督教大学教養学部社会科学科卒。同大学院行政学修士課程修了。コロンビア大学大学院政治学科博士課程に学ぶ。1987年から92年まで「日本版エスクァイア」誌副編集長。94年よりニューヨーク在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)