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世界一周の誕生 グローバリズムの起源

文春新書 328

出版社名 文藝春秋
出版年月 2003年7月
ISBNコード 978-4-16-660328-2
4-16-660328-0
税込価格 770円
頁数・縦 221P 18cm

商品内容

要旨

地球は丸い―この「常識」を、冒険家ではない普通の人々が実感できるようになったのは、鉄道と蒸気船の技術が発達し、大西洋・太平洋の定期航路とアメリカ大陸横断鉄道が整備された一九世紀後半になってからのこと。ヒト・モノ・情報が「丸い地球」を巡り始めた時代を、『米欧回覧実記』の編者久米邦武、リンカーン政権の国務長官シューアードから、濃尾大地震に遭遇したイギリス人女性まで、同時代の証言を交えて描く。

目次

第1章 広大な地球
第2章 大西洋の両岸
第3章 東方への道
第4章 極西への道
第5章 地球一周時代の開幕
第6章 大英帝国の地球回廊
終章 日本人の見た大変革

著者紹介

園田 英弘 (ソノダ ヒデヒロ)  
1947年福岡県生まれ。京都大学教育学部卒業、東京大学大学院教育学研究科博士課程中退。国立民族学博物館助教授、国際日本文化研究センター助教授を経て、現在同センター教授。博士(人間科学)。専攻は社会史、比較社会学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)