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日本海軍、錨揚ゲ!

出版社名 PHP研究所
出版年月 2003年8月
ISBNコード 978-4-569-62926-1
4-569-62926-1
税込価格 1,540円
頁数・縦 236P 20cm

商品内容

要旨

阿川大尉と半藤探偵がくりひろげる、日本人を元気にする話。

目次

空前絶後の巨大戦艦・「大和」と「武蔵」
「陸軍が嫌いだから海軍を志願しました!」
「戦争に負ける」とはどういうことなのかわからなかった
海軍用語のバカバカしいほどの面白さ楽しさ
「疲れていたんだよ」と栗田提督は言った
嘘をつく提督、口を閉ざす提督
「戦争を始めたのは俺」と豪語した石川信吾提督
下級指揮官に多かった真の武人
太平洋戦争を始めたのは薩長閥である
駆逐艦「雪風」に哀悼の詩を捧げた台湾人〔ほか〕

出版社
商品紹介

海軍軍人として想い深い阿川と、戦史研究の第一人者の半藤が、あらゆる角度から、日本海軍を語り尽くす。

おすすめコメント

題名の「錨揚ゲ」は、艦内号令の一つで、出港の時使はれる言葉です。21世紀のわが国を背負つて立つ若い知識人や学生たちに、日本海軍のよかつたところ悪かつたところ、もつと色々知つてもらひ、そこから何かを汲みとつて、元気よく新たな「出港」準備にかかつてもらへたらといふので、こんな題をつけました。

著者紹介

阿川 弘之 (アガワ ヒロユキ)  
1920(大正9)年、広島市生まれ。1942年、東大国文科を繰上げ卒業し、海軍予備学生として海軍に入る。戦後、志賀直哉の知遇を得て師事。1953年、学徒兵体験に基づく『春の城』で読売文学賞を受賞。同世代の戦死者に対する共感と鎮魂あふれる作品も多い。芸術院会員。1999年、文化勲章受章
半藤 一利 (ハンドウ カズトシ)  
1930(昭和5)年、東京生まれ。1953年、東京大学文学部卒業。同年、文芸春秋入社。以来『週刊文春』『文芸春秋』各編集長、出版局長、専務取締役等を歴任。1998年刊の『ノモンハンの夏』(文芸春秋)では、第七回山本七平賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)