• 本

吾輩はロンドンである

出版社名 文藝春秋
出版年月 2003年8月
ISBNコード 978-4-16-365210-8
4-16-365210-8
税込価格 1,572円
頁数・縦 231P 18cm

商品内容

要旨

“留学生”漱石の足跡を百年後のロンドンに辿る。

目次

第1章 全ての不愉快はここに始まる―ヴァクトリア駅の二百歩で確かめたこと
第2章 フィッシュ・アンド・チップスの気品―安食堂の乞食紳士に聖人の面影を見た
第3章 肩車から誕生した二十世紀作家・漱石―ハイド・パークでの大悟
第4章 下宿の飯はまずかった?―胃弱の漱石は大食漢
第5章 涙のロンドン鰻狂想曲―漱石も食べた?EELは下町のファストフード
第6章 劇場街の愉快・不愉快―今宵も客席は人間博覧会
第7章 漱石と私の自転車日記―「頗る愉快」の正体は?
第8章 自転車に乗ったマドンナ―バターシー・パークのロマンス
第9章 私も見た!背の低き黄なる顔―合わせ鏡の中の日本
第10章 正論・私の個人主義―タイムトンネルを抜け、漱石に会いに行く

出版社
商品紹介

漱石が倫敦に留学したのは1900年。およそ100年後、21世紀のロンドンに赴任した放送局員は文豪の足跡を丹念に辿り始める。

おすすめコメント

漱石は何を見て、何を食べ、何を考えたのか?漱石が倫敦に留学したのは1900年。およそ百年後、二十一世紀の倫敦に赴任した放送局員は文豪の足跡を丹念に辿り始める。

著者紹介

多胡 吉郎 (タゴ キチロウ)  
1956年、東京生れ。1980年、東京大学文学部国文学科卒業。日本放送協会(NHK)に入局以後、ディレクター、プロデューサーとして、主に文化、教養番組を手掛ける。1999年、NHKエンタープライズ・ヨーロッパへ出向、英国ロンドン勤務となる。2002年9月、NHKを退職して独立。英国に戻り、フリーのライター、プロデューサーとなって現在に至る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)