
クライマーズ・ハイ
出版社名 | 文藝春秋 |
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出版年月 | 2003年8月 |
ISBNコード |
978-4-16-322090-1
(4-16-322090-9) |
税込価格 | 1,728円 |
頁数・縦 | 421P 20cm |
書店レビュー
総合おすすめ度:
全1件
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読み応えは「半落ち」以上!
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おすすめ度
- (株)金泉堂 (新潟県新潟市北区)
映画も公開された話題作「半落ち」の原作者、横山秀夫氏が、御巣鷹山の日航機墜落事故を題材に描くミステリー。人間関係などの描写は「半落ち」以上に濃密で、読み応え抜群(その分じっくり読んで下さい。)。完成度も「半落ち」以上だと思います。
(2003年12月26日)
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おすすめ度
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商品内容
要旨 |
北関東新聞の古参記者、悠木和雅は、同僚の元クライマー、安西に誘われ、谷川岳に屹立する衝立岩に挑む予定だったが、出発日の夜、御巣鷹山で墜落事故が発生し、約束を果たせなくなる。一人で出発したはずの安西もまた、山とは無関係の歓楽街で倒れ、意識が戻らない。「下りるために登るんさ」という謎の言葉を残したまま―。未曾有の巨大事故。社内の確執。親子関係の苦悩…。事故の全権デスクを命じられた悠木は、二つの「魔の山」の狭間でじりじりと追い詰められていく。 |
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出版社 商品紹介 |
85年、御巣鷹山の日航機事故で運命を翻弄された地元新聞記者たちの悲喜こもごも。上司と部下、親子など人間関係を鋭く描く力作。 |
おすすめコメント
【週刊文春 2003 ミステリーベスト10 国内部門第1位】なぜ彼は約束どおり谷川岳に向かわなかったのか!? 御巣鷹山の日航機墜落事故発生により、新聞記者・悠木は、同僚の安西と谷川岳衝立岩に登る予定だったが約束を果たせなくなる。一方、一人で山に向かったはずの安西は、なぜか歓楽街でクモ膜下出血で倒れ、病院でも意識は戻らぬままであった。地方新聞を直撃した未曾有の大事故の中、全権デスクとなった悠木は上司と後輩記者の間で翻弄されながら、安西が何をしていたのかを知る――。 実際に事故を取材した記者時代の体験が礎となり、濃密な数日間を描き切っています。著者の新境地とも言うべき力作!