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認識問題 近代の哲学と科学における 2−2

出版社名 みすず書房
出版年月 2003年10月
ISBNコード 978-4-622-03195-6
4-622-03195-7
税込価格 6,600円
頁数・縦 350,4P 22cm
シリーズ名 認識問題

商品内容

要旨

近代哲学は、いかにしてカント哲学へと収斂していったか。ニュートン、ライプニッツ、ロックらを俎上に載せ、哲学史の結節点を丹念に跡づける。更に後半では批判哲学の展開を徹底して論究する。

目次

第7部 ニュートンからカントへ―一八世紀における科学と哲学(方法の問題
空間と時間
存在論―矛盾律と充足理由律
意識の問題―認識の主観的基礎づけと客観的基礎づけ)
第8部 批判哲学(批判哲学の成立
理性批判)

出版社
商品紹介

カッシーラーのカント哲学を継承・発展させたその功績は特筆に値する。本巻はニュートンからカントまでを論じる、白眉の巻。

著者紹介

カッシーラー,エルンスト (カッシーラー,エルンスト)   Cassirer,Ernst
ドイツの哲学者。1874年旧ドイツ領ブレスラウ(現ポーランド領ヴロツワフ)に生まれる。ヘルマン・コーエンの下でカント哲学を学び、マールブルク学派の一人に数えあげられるが、近代認識論史の大著である『近代の哲学と科学における認識問題』(1‐3巻、1906‐1920、4巻、1950)や『実体概念と関数概念』(1910)で独自の立場を確立し、さらに『シンボル形式の哲学』(1923‐1929)で言語・神話・宗教・芸術などを包括する文化哲学の体系をつくりあげた。1933年、ナチスの支配と同時に亡命を余儀なくされ、オクスフォードからスウェーデンをへて、1941年以後アメリカで活躍する。1945年4月、ニューヨークで没
須田 朗 (スダ アキラ)  
1947年千葉県生まれ。東北大学大学院哲学専攻修了。弘前大学助教授を経て、現在、中央大学文学部教授
宮武 昭 (ミヤタケ アキラ)  
1949年北海道生まれ。東北大学大学院文学研究科博士課程中退。現在、中央大学文学部教授
村岡 晋一 (ムラオカ シンイチ)  
1952年熊本県生まれ。中央大学大学院文学研究科博士後期課程中退。現在、中央大学理工学部助教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)