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藤沢周平残日録

文春新書 359

出版社名 文藝春秋
出版年月 2004年1月
ISBNコード 978-4-16-660359-6
4-16-660359-0
税込価格 869円
頁数・縦 270P 18cm

商品内容

要旨

病死、死別、子育て―愛別離苦に耐えた藤沢周平。凛烈にして静謐な作品群は、その人生との合わせ鏡でもある。ふるさとの風景、肉親、知己、療養所生活と業界紙勤め、コーヒー、煙草、映画、生まれ故郷の味と方言など約百五十のキーワード解析で浮かび上がる藤沢周平の人間観、死生観、文学観。誠実温厚でちょっぴり偏屈なこの作家の素顔は意外にユーモラスなものだった。ちょっといい話満載の評伝的事典。

目次

相生垣瓜人
愛染かつら
逢びき
青島
赤い夕日
秋山駿
アーサー・ケネディ
暗殺の年輪
あんしぇする
一茶〔ほか〕

著者紹介

阿部 達二 (アベ タツジ)  
昭和12(1937)年、青森市生まれ。昭和36(1961)年、早稲田大学政治経済学部卒業、同年、出版社に入社。以後、編集者として勤務し、平成11(1999)年、退職した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)