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だれが「本」を殺すのか 上巻

新潮文庫

出版社名 新潮社
出版年月 2004年6月
ISBNコード 978-4-10-131635-2
4-10-131635-X
税込価格 734円
頁数・縦 510P 16cm
シリーズ名 だれが「本」を殺すのか

商品内容

要旨

本が売れない―。相次ぐ出版社の倒産と書店の閉店。活字離れと少子化。毎日200点もの新刊が並ぶのに、「本」を取り巻く状況は、グーテンベルク以来の未曽有の危機に陥っている。果たして「本」を殺したのは誰なのか。書店、図書館、流通、出版社、あるいは著者…、その「事件」の犯人を割り出す、過酷な追跡が始まった。すべての関係者に隈なくあたった、渾身のルポルタージュ。

目次

捜査編(本の悲鳴が聞こえる!
書店―「本屋」のあの魅力は、どこへ消えたのか
流通―読みたい本ほど、なぜ手に入らない?
版元―売れる出版社、売られる出版社
地方出版―「地方」出版社が示す「いくつかの未来図」
編集者―「あの本」を編んでいたのは、だれか
図書館―図書館が「時代」と斬り結ぶ日)

著者紹介

佐野 真一 (サノ シンイチ)  
1947(昭和22)年東京生れ。出版社勤務を経てノンフィクション作家に。民俗学者・宮本常一と渋沢敬三の交流を描いた『旅する巨人』(大宅賞)など多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)